Entry: main  << >>
TM NETWORK トリビュートアルバム

今日の記事はかなり長いです。(笑)


TMのセカンドアルバムを先日紹介したので引き続きその次にリリースされたミニアルバム『TWINKLE NIGHT』の紹介といきたいところでしたが、今日は少し脱線して2枚のTMトリビュートアルバムについて書きたいと思います。


今から約1年前の2008年6月4日に『I LOVE TM NETWORK』というTMトリビュートアルバムがリリースされました。


これは、現在日本のクラブシーンで活躍し、FANKS(=TMファンの総称)でもある Kei Kohara さんと LIFE a.k.a Keisuke Otaki さんによって最近のハウスサウンドにアレンジされたものです。


私は、2008年5月24日(土) Zepp Tokyo での TM NETWORK のライブを観に行ったのですが、会場で貰ったチラシの中にあったこのトリビュートアルバムの宣材を見て興味を持ち購入しました。


I Love TM NETWORK I Love TM NETWORK 
 (1,800 yen) はお買い得!


#01. Be Together
#02. Get Wild
#03. Don't Let Me Cry (Instrumental)
#04. Telephone Line
#05. Come on Let's Dance (Instrumental)
#06. Kiss You
#07. Self Control
#08. We love the EARTH


Track #01/02/04/07: produced by Kei Kohara
Track #03/05/06/08: produced by LIFE a.k.a Keisuke Otaki
Vocal: Reco(リコ)


Kei Kohara さんによるアレンジで印象的なのは『Get Wild』と『Self Control』の2曲。TM(小室哲哉)ならではのキラーフレーズを引き立たせることを忘れず、女性ボーカルでも歌詞の良さ・強さを引き出してくれているところに好感が持てました。特に『Self Control』の美しくドラマチックなアレンジには感動して泣けてきてしまいました。


LIFE a.k.a Keisuke Otaki さんのアレンジで印象的なのは『We love the EARTH』。ややもったりとした Kei Kohara さんのサウンドに比べて、サクッとキレのあるハウスサウンドがかなり気に入っています。TMの原曲よりもテンポが良いところも大変気に入っています。


このTMトリビュートアルバム第一弾の『I LOVE TM NETWORK』を最初に一通り聴いたとき、「あ、この2人は本当にTMが好きなんだな」と音を聴いただけでも十分に感じられ、非常に感動しました。彼等2人によるリミックスを聴き、ブックレットの最後に記載されている彼等のコメントを読み、彼等のTMへの深い愛情とリスペクトを感じました。それが感じられるのも、私もTMが大好きだからこそ。共感できるFANKSは他にもいるのではないでしょうか。


また、このトリビュートアルバムからは、TMの曲って本当にポジティブなエネルギーで満ちているんだな〜ということを再認識させてくれました。



そして、今年 2009年4月22日にリリースされた『WE LOVE TM NETWORK』。なんとTMがデビュー25周年を迎えた日(4月21日)の翌日にリリースとは、まさにタイムリーなトリビュートアルバムですね。


小室哲哉、詐欺で逮捕という事件があり、TMにとってもFANKSにとっても今はとても難しい時期ではありますが、よくぞこのタイミングでトリビュートアルバムをリリースしてくれました!と FANKS として AsianDynasty Records さんと参加アーティストの皆さんの勇気ある粋な計らいに感謝したいと思います。


今作は前作に引き続き Kei Kohara さんと動画サイト等で話題のエレクトロ・ユニット portable (こちらもFANKSです)の2組によってTMの曲が最新のハウス or エレクトロサウンドにアレンジされています。また、Kei Kohara さんアレンジのボーカルトラックでは前回に引き続き Reco さんの他に星野奏子(ほしのかなこ)さんが参加しています。


We Love TM NETWORK We Love TM NETWORK
 (2,000 yen) はお買い得!


#01. Bang The Gong
#02. Love Train
#03. 1974
#04. Get Wild '09
#05. Here, There & Everywhere
#06. Time To Count Down
#07. Wild Heaven
#08. Human System
#09. パノラマジック
#10. Still Love Her


Track #02/04/06/07/09/10: produced by Kei Kohara
Track #01/03/05/08: produced by portable
Vocal: Reco(#02/06/09)/星野奏子(#04/07/10)


まず、私の正直な感想ですが、前作『I LOVE TM NETWORK』を聴いたときは上述のとおりその企画と作品自体にただ純粋に喜んでいましたが、2作目となると期待がより高まった分だけ部分的にちょっと厳しい感想を持ってしまったことは否めません。反対に期待以上の大絶賛の作品もありますので、その辺もガッツリ書きます!


あくまでも個人的な感想としてズバっと断言しますが、この『WE LOVE TM NETWORK』は、portable のアレンジがとにかく素晴らしい!の一言に尽きます。


Perfume や capsule 等でもお馴染みの最近流行のエレクトロサウンドに乗せたオープニング『Bang The Gong』のカッコよさに素直に驚きました。終盤に『All-Right All-Night』の間奏部「チャ・チャ・チャ・ラ・チャラ・チャラ×数回」のフレーズ(分かる人には分かる部分)を入れる辺りで「おお、やるなぁ!」と思いとても気に入りました。めちゃくちゃマッチしていて「何これ、いいじゃん、いいじゃん!」といきなり感激しました。


そして何と言ってもこのトリビュートアルバムのハイライトである『Human System』。


イントロから泣けてきました。あの名曲『Human System』の世界観を崩さずに、エレクトロ+エレクトロニカ的なアプローチで大胆且つ緻密で繊細なアレンジを聴かせてくれるとは・・・。聴くたびに泣けてきます。アレンジにおける音と音の間の取り方が絶妙なだけでなく、この曲における portable の女性ヴォーカルの感情のコントロールも絶妙です。このメッセージ性の強い歌詞を感情的に歌うのではなく、あくまでも淡々と歌うことで『Human System』の楽曲の良さを引き立てることに成功しています。


『1974』や『Here, There & Everywhere』でも聴かせてくれるエレクトロとエレクトロニカが混ざったような portable のカッコいい&可愛いアレンジセンスはかなり気に入りました。


Perfume っぽいと思われる方もいると思います。“Perfume大好き!”の私も「ちょっとPerfumeっぽいかも」と思ったりもしたのですが、ここではどちらが良いかとか好きかという比較をする気はありません。(笑)


とは言うものの、やっぱり何事もブームの先駆者のイメージは強いものです。先にやった者勝ちで、2番手以降はどうしても先駆者と比較されてしまいがちですね。特に先駆者の方を好きであれば余計に。(苦笑) 悪しからず…。


Kei Kohara さん担当の曲については、『Love Train』の哀愁あるアレンジはとても気に入っています。


ここから徐々に辛口評価となってしまいますが、『Get Wild '09』と題して今回も『Get Wild』のリミックスをされましたが、個人的には『I LOVE TM NETWORK』でのバージョンの方が好きです。『Get Wild '09』はTMオリジナルの『Get Wild '89』をベースにしているのだと思いますが、'89 のユーロビートに対し、'09年ならではの「時代の音」が感じられれば良かったのになぁと感じました。それとも "x9" という共通の数字に掛けて敢えて '89 っぽいアレンジにしたのでしょうか。真意はわかりませんが。


TMオリジナルがハードロックナンバーである『Time To Count Down』は、最初に聴いた時はあのやたらと爽やか過ぎるピアノハウスアレンジにちょっと抵抗を感じましたが、何度か聴いているうちにだんだん好きになってきました。(笑)


またその独特の爽やかなアレンジが功を奏しているのが『Wild Heaven』。これは普通に良いです。


ただ、『パノラマジック』や『Still Love Her』を聴いていて感じたのですが、ピアノハウス一辺倒でどれも似たり寄ったりのアレンジになっていることが気になってしまいました。


8曲目の portable による『Human System』があまりにも良かったせいもあるのか、正直なところその後の『パノラマジック』や『Still Love Her』は聴いている途中で「なんだかどれも似ているアレンジで、もうお腹一杯」と感じてしまいました。


それから、これは私だけが思うことなのかもしれませんが、星野さんの歌声って誰かの声に似ているな〜と思いながら聴いていたのですが、最後の『Still Love Her』を聴いてやっと思い出しました。


それは、ズバリ、浜●あ●みです。 orz。


一旦そのことが自分の頭の中にインプットされてしまってからは、星野さんが歌う『Get Wild '09』も『Wild Heaven』も浜●あ●みが歌っているように聴こえてしまいます。声だけでなく、歌い方もどことなく似ていると感じるのは私だけでしょうか。(星野さんは彼女のフォロワー?) 『Still Love Her』ではそれが顕著に表れています。その点も個人的に少し戸惑ってしまいました。


なんだか今回は上から目線の批評家っぽくなってしまってしまい、「ごめんなさい」と先に謝っておきますが、正直な感想を述べさせていただきました。本当、自分でも「あんた何様?!」と自分に対し思ってしまいましたがこれが本音なので・・・。(苦笑)


しかし、こうしてTMがデビューしてから25年が経った今、TMに影響を受けた世代のアーティストによって新たなサウンドでトリビュートしてくれたことは、FANKSの一人としてとても嬉しく思います。


TMの曲はTM(小室哲哉)自身によってライブやリミックスアルバムなどで散々アレンジされてきましたが(『Dress』という海外のアレンジャーによるリミックスアルバムなんかもありましたね)、このトリビュートアルバムに参加したアーティスト達によるアレンジを聴いて、あんなに個性の強いTMの楽曲達にあれだけの変化を付けられるアイディアとスキルを持っていることが凄いし羨ましいなと思いました。


TMが好きだからこそ辛口意見を述べてしまいましたが、第3弾のトリビュートアルバムのリリースを期待しております!



・・・と、最後はなんとか上手くまとめてみたつもりです…。(笑) 

| akki | 23:06 | comments(4) | - | pookmark |
Comment
はじめまして。
突然お邪魔します。

portableのたつと申します。
ブログ検索で、ここの絶賛レビュー(?)を
見つけまして、思わずカキコミです。

色々細かいところまでじっくり聴いていただいて
ありがとうございます。
ちなみに僕も当然perfume大好きですww。

これからもいっぱい聴いてやってくださいね〜。

それでは。
Posted by: たつ@portable |at: 2009/05/06 6:58 PM
まさか、portable メンバーのたつさんご本人からコメントいただけるとは思ってもいませんでした…。

私の拙い感想文にカキコミいただけるだなんて、大変恐縮です。どうもありがとうございます。このレビューを読んで気分を害されていたら申し訳ありません。。。

Human System のアレンジ、本当に大好きです。
聴くたびに泣けてきます。

これからもTM曲のリミックスを楽しみにしております。

どうも有り難うございました。
Posted by: AK004 |at: 2009/05/08 11:17 PM
突然書き込みお許しください。

「1974」聞きながらこの声はtk嫁?と思ってしまいました、、、
Posted by: mogeru |at: 2010/09/12 8:51 PM
mogeruさん
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
このアルバムでの「1974」のボーカルは portable の Yuka さんです。
確かに、KEIKO の声に似ている気もしなくはないですね。
Posted by: akki |at: 2010/09/12 9:04 PM








日本は負けない!

JAPAN

Calendar

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< January 2012 >>

Sponsored Links

Profile

Access Counter



ジオターゲティング

Search

Entry

Comment

Archives

Category

Link

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Mobile

qrcode